美しい女性を形容するもの。
又、それぞれの花を最も美しく鑑賞する方法として喩えられた言葉ですね。
ですが、「生薬・漢方の分野においても同じようなことがいえるんですよ~!」と、先日参加した薬用植物園の見学会で教わりました。
とっても興味深いお話でしたので、記しておきます。
「立てば芍薬」
苛立ちや気が立っている状態のときは、芍薬をどうぞ~
芍薬には筋肉の緊張状態を緩める働きがあり、精神状態を穏やかにしてくれます。肩こり、腹痛、生理痛の鎮静にも効果があるようです。
「座れば牡丹」
ずっと座っている状態は、下半身の血流が滞ってしまいます。そんなときは牡丹をどうぞ~
牡丹は血行の流れをよくしてくれ、冷え性や凝りからくる痛みにも効果があるようです。
「歩く姿は百合の花」
首が下向きでは心も体も健康とはいえない状態です。そんなときは百合をどうぞ~
百合は精神的不安を解放し、安定した心の状態に導いてくれるのだそうです。
芍薬も牡丹も百合も婦人科疾患に効果があるといわれているようです。これらの植物を味方につけると、心も体も美しい健康な女性になれるといわれているのかもしれませんね!
アーユルヴェーダの世界では、植物は神様からの贈り物と云われていますが、ふと自然に目を向ければ、人が求めているものはそこにあるんだと思うようになってきました。
自然の力は偉大なり。
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