インド伝承医学のアーユルヴェーダでは、「病気は病気になった土地で採れる薬草で治る」「自然に生る植物は、神からの贈物。その時期に我々に必要なものだと知らせてくれている」といわれています。その場にあるものを活かして生活に取り入れる。これもジュガール哲学といえるのかもしれませんね。無いと嘆くのではなく、周りを見渡せば必要なものはいつでもそこにあるのかもしれませんね。
その一方でジュガールは応急処置ともいわれ、そのときにあるもので何とか済ませてしまおうとするいい加減な傾向もあるようです。家の修理を業者にお願いしたとき、破損状態を見るや否や、道路に落ちているパイプや木材を拾ってきてその場凌ぎの処置をされた時がありました。使えるようになればいい。その目的さえ達成できればいいといわんばかりの見栄えの悪さ。長期的な故障の予防など一切考えない様子。その場凌ぎなので頻繁に壊れ、何度も修理業者を呼ぶことになります。これもジュガールの一面のなのかもしれませんね。
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