2016年9月15日木曜日

菜根譚




水は波が無ければ自然と静かに定まり、

鏡は曇らなければ自然と事実を映す。

だから、

人の心はあえて清らかにすることはない。


心を曇らすものを取り省けば、

本来の清らかさが自然と現れる。

同様に楽しみを外に求める必要はない。


心を苦しめるものを取り省けば、

本来の楽しみは自然とそこにある。


つまり、人間の心はムクなので、

汚れないようにしていれば良いので、

綺麗にしようとする必要はない、

ということ。


言い換えれば、

活人は鍛え清めるというようより、

汚れないことが一番なのだ。




水不波則自定、鑑不翳則自明。
故心無可清。
去其混之者而清自現。
楽不必尋。
去其苦之者而楽自在。



菜根譚 前集151項
菜根譚超訳より

2016年9月1日木曜日

夏のおもひで


念願の桂離宮に行ってまいりました♪

匠の技・感性が随所に

凝縮された美の結晶を

暑さも忘れ堪能いたしました。

まさに納涼のひとときでした♪