千利休とゆかりのあるお寺
『大徳寺』周辺をぶらっと散歩。
青々しく綺麗に生る紅葉にうっとりし、
地面に強く根付く植物の生命力にハッとされられました。
これ以上削り落すことはできなという
極限まで不要なものを取り除いき、
精神追求に重きをおき、茶の道を完成させた、
茶人千利休。
お茶のときだけでなく、
日常生活にも通ずる
大切なことを伝えていらっしゃいます。
=利休七則=
茶は服の良き様に点て
炭は湯の沸く様に置き
冬は暖かに夏は涼しく
花は野の花の様に生け
刻限は早めに
降らずとも雨の用意
相客に心せよ
当たり前のことが最も難しいことであると。
完全とは、簡単に成せるものではないと。
日々積み重ね、精神を整え、
より完全に近い状態を追求することと。
終わりのないことであると。
ありのままに
無垢なこころで
相手を想い、憂いに備え、ゆとりを持つ
そして、二度と訪れる事のない今瞬間を味わう・・・
心に留めておきたいと思います。