先月、兵庫県にあります
アーユルヴェーダサロン
シャンティさんのオーナー
クミさんが開かれる
醤教室があるということで、
大阪・富田林辺りまでやってまいりました。
お教室の前に、
以前から訪れたいと思っていた
大阪・河内長野にあります
観心寺さんと
茶処の阿修羅窟さん
に念願叶って訪ねることができました♪
平安時代の初め、
弘法大師空海が
高野山を開くための拠点とする為に、
開創から100年以上経っていた観心寺を
整備されたのだそうです。
その工事の中心となっていたのが、
弘法大師の一番弟子の実恵(じちえ)と
実恵の弟子であった真紹(しんじょう)
という人物だったようです。
真紹は、その後に京都の東寺の長者となり、
永観堂を建てた方だそうです。
ふむふむ( ..)φ
歴史の流れを知るとおもしろいですね~!
当時の真言宗の主なルートはこちら
高野山
↓
観心寺
↓
飛鳥・川原寺
↓
奈良・東大寺
↓
京都・東寺
高野山から京都まで、1日40キロ歩いて
4日で行き来していたようです。
なんといっても、
こちらのお寺について特記すべきことは、
国宝や重要文化財の多さです。
室町時代初期に建てられた金堂(国宝) |
12の重要文化財がある霊宝館へと続く道 |
後村上天皇御旧跡 |
又こちらのお寺は、
楠木正成のゆかりの地でもあります。
建掛塔(重要文化財) 楠木正成が三重塔を計画して建てられたが、 湊川で亡くなった為、完成せずに 名の通り、“建てかけ”のまま今に伝わる。 |
重々しくも清らかな空気が
流れているように感じました。
そして、参拝後は、
観心寺さんの前にあります
茶処 阿修羅窟さんへ
お座敷に入ったとたん 火鉢の温かさがほっとします(〃´∀`) |
縁側からの景色は 静かで穏やかな眺めでした |
こちらのお店は、
古代インド社会科学、インド伝統医学、
真言密教の研究家でいらっしゃる佐藤任氏が
昭和30年築の古民家を改築して
開業したお店のようです。
以前、著書を拝読したことがありまして、
インドについて深く研究された方が
辿り着く日本の場所とは
どんなところなんだろうか?
そんな好奇心に動かされ
訪れたところは、
長閑な風景を望める
すこしの不便さもあるけれど
それを上回る
素朴なありのままの豊かさがあって
人の丁寧さが心で感じられる
そんな満ち足りた穏やかな場所でした。
初めて伺った観心寺さんやったのに、
「いや~ご無沙汰してます~」
って言われたもの
なんか嬉しかった^^